日蔭ちゃん:社長、私も色々勉強して、何となく「相続手続き代行会社を選ぶときのポイント」はわかってきたような気がするんですが、逆にこんな業者は気をつけて!ってなことありますか?
社長: 日蔭ちゃん、そうだね。前にも相続手続き代行サービスを利用する際には、重要なポイントがあるんだよ。という話はしたかと思うんだが、ちょっと復習してみようか。お客様にもちゃんと理解してもらう必要があるしな。
日蔭ちゃん: はい、社長! えっと、そのポイントって、専門知識を持ってる業者を見極めるってことでしたっけ?
社長: そうそう、日蔭ちゃんすばらしいね。まず大事なのは、サービス提供者の専門知識と経験だよね。相続には複雑な法律が絡むからね。
日蔭ちゃん: えへへ(*^^)v 私も結構わかってきましたよね~。あ、でも、専門知識って難しそう…。
社長: 確かに難しい部分もあるけど、だからこそプロに任せよう。ってことだよね。
日蔭ちゃん: なるほど、プロ選びはデート相手を選ぶみたいに慎重に、ですね!
社長: まぁ、そういうことかな(笑)。もう一つ大事なことは、コミュニケーションだよ。進捗報告や疑問点については定期的に話し合うことが重要。
日蔭ちゃん: へぇ、それって、恋人と連絡を取り合うみたいに定期的に連絡を取るってことですか?
社長:日蔭ちゃん、それはちょっと違うかな(笑)。恋人は毎日とか二日置きとか、結構、頻繁に連絡を取り合うよね。相続手続きを代行会社に委託したからって、毎日とか二日置きに連絡し合わなくてもいいんだよ。というのは、例えば故人の銀行口座が凍結していて、代行業者さんが、相続人に代わって銀行に「凍結解除の手続き」をしたとしても、今日提出して、明日には解除ってことには、ほぼほぼならない。通常3週間~遅い銀行又は郵貯などは、1ケ月~2カ月かかる場合もある。それに遺族年金なども結構、数週間かかるものなんだよ。
だから、毎日のように連絡を取り合ったところで、昨日となんら変わらずで、何も進んでいないように見える場合もあるからね。でも、信頼のおける代行業者は、だいたい2週間に1度くらいは「現在、ここまで進んでいますよ」という連絡をくれるはずなんだよ。お客様にとって、それがたとえ、2週間前とあまり変わっていないように見えたとしても、銀行や年金事務所は着々と手続きを進めているから、ここは待つしかないし、ただ、その他の細かな手続きで、進められる手続きは代行会社がきちんと進めてくれているはずだよ。
代行会社は、透明性が求められるから、こまめな連絡は確かに大切。ただし、お客様も一旦お任せしたら、業者を信頼することも大事なんだよ。なぜかというと、途中で、あれも心配、コレも心配と頻繁に担当者に連絡するのは、お互いの信頼関係を損なうこともあるからね。お互い連絡を取り合うのは常識的な範囲の中でってことだよね。
日蔭ちゃんも、恋人から1日に何回もメールや電話が来たら、あまりいい気持はしないだろ?
日蔭ちゃん: え? それってストーカーじゃないですか! でも、私は大丈夫ですよ。ストーカーを撃退するために、週に3回は空手とボクシングを習いに行ってますからね。
社長:ほう。そんなの習いに行ってんだ! っていうか、そんな話じゃなくて💦
日蔭ちゃん: わかってますって社長!専門性とコミュニケーション、そしてストーカー撃退。 あれ?
社長: あはは(笑)日蔭ちゃん、最後は忘れていいよ。とにかく、相続手続き代行サービスを選ぶ際は、専門性とコミュニケーションが鍵だよ。
しっかりとお客様にも伝えてね。
日蔭ちゃん:社長、あと2つってなんでしたっけ?
社長: うん。相続代行サービスを利用する時、もう2つ大事なポイントがあったよね。忘れちゃったかな?
日蔭ちゃん: はい、社長!恥ずかしながらわたくし、すっかり忘れてしまいました。
社長: おー、そこは自信もってはっきり言うんだ。
2つ目は、料金体系が明確かどうかを確認すること。追加料金があるのかないのか、しっかりチェックしないとね。
日蔭ちゃん:なるほど、お財布の中身をチェックするのと同じですね!
社長: ??ちょっと違うかな? 業者によっては、基本料金は「○○円」だけど、「この手続きは、プラス○○円」とか出張費用が「○○円」とか追加料金など、どんどん加算する業者もいるし、料金の中に引落し口座移転などの細かい手続きは入っていない業者も居るから、まずは、決めた料金以上の追加料金がかからないか、細かな手続きはどこまでやってくれるのかを確認することも重要。
3つ目としては、クライアントの個別のニーズに柔軟に対応できるかも大事。例えば、相続人の一人が外国に住んでいるけど、その人の相続分の手続きもちゃんとできるか、など。まあ、例をあげればキリがないんだけど、お客様の困りごとにきちんと対応してくれるか。ここも、相続手続きの代行会社を見極める重要な要素だよね。
日蔭ちゃん: なるほどですね~。恋人のご両親が外国人だったら、確かに困っちゃいますよね~。
社長: ん? うん。??
まぁ、 とにかく、個人の相続ケースに合わせた対応ができる業者を選ぶことが大切だよ。それには電話をかけてみるのが一番早い方法だよね。電話を掛けると、その会社が、感じのいい会社か、何となくお任せしたくないような会社なのかも、わかるしね。
日蔭ちゃん: 承知しました、社長!料金体系のチェックと、ニーズに合わせたサービス、それに、ご両親が外国人だと・・あれ?
社長: う~む・・・最後は関係ないよ、日蔭ちゃん。しっかり覚えてね。
日蔭ちゃん: はい。かしこまりました、社長。逆に言うとこんな業者は気をつけてね?ってことですよね
相続手続き代行サービスを利用する際に失敗しないための3つのポイント。
1. 専門知識と経験豊富な会社であるかホームページなどで確認する
2. 明確な料金体系であるかを確認する
– 相続手続きの代行を依頼する際、料金体系が明確であることは非常に重要です。隠れた費用や追加料金がないかを事前に確認し、サービス内容と料金が明確に表示されていない業者はトラブルの元になります。
3. 個別のニーズに対応できる柔軟性
– 相続のケースは一つ一つ違います。特定の分野の専門知識や経験が必要な場合があります。
これらのポイントを抑えることで、相続手続き代行会社選びの失敗を防ぐことができます。
社長:おーーーー日蔭ちゃん、素晴らしい! ちゃんと理解しているじゃないか。嬉しいよ。グスン(嬉し涙)
日蔭ちゃん: ありがとうございます。社長。お褒めに預かり光栄です。では、わたくし、ストーカー撃退のためボクシングジムに行ってきまーーす。
社長:ボクシングいくんかーーーい! まだ、朝の10時。来たばっかですけどーーー!!